概要
目的
高圧で電気を使用されている方にとって、基本料金をどの程度下げることが可能か試算できます。入力項目
現在の状況について 7項目(電力会社からの請求書等に基づく)を入力します。最後に、目標デマンドを設定します。その結果、削減効果が表示されます。
注)デマンドや電気料金については、こちらをご参照ください
データを入力
1.契約電力、最大需要電力(中間期)の入力
下図を参照し、現在の契約電力(a)、中間期の最大需要電力(b)の電力を入力します。「電気料金請求書」等に記載されています。(b)については、中間期の請求書等を参照し入力してください。
最大デマンド | 最大需要電力 |
---|---|
現在の契約電力(a) |
kW
|
中間期の最大需要電力(b) |
kW
|
2.電気使用量の入力
下図を参照し、夏期・冬期・中間期欄にそれぞれ該当する電力量を入力します。おおよその数値で結構です。
期間 | 電力量 | 適用期間 |
---|---|---|
夏期 |
kWh
|
6月~9月 |
冬期 |
kWh
|
12月~3月 |
中間期 |
kWh
|
上記以外 |
3.電気料金の入力
それぞれの単価を入力します。単価が不明な場合、各電力会社のホームページで公開している単価を適用してください(請求書の「契約種別」で照合)。
料金 | 金額 | 参考 |
---|---|---|
基本料金(円/KW) |
円
|
1200円~2500円程度 |
電力量料金(円/KWh) |
円
| 10円~20円程度 |
4.目標デマンドの入力
目標(目安)を参考に目標デマンドを入力してください。
目標デマンド | 契約電力 | 改善率(%) | 目標(目安) | |
---|---|---|---|---|
a×0.95 | (a+b)÷2 | |||
kW
|
-% | - | -% |
注)記号a,bは上記項目1を参照
5.削減効果
電気料金 | 対策前 | 対策後 | 効果(年) | ||
---|---|---|---|---|---|
金額(円) | 比率(%) | ||||
基本料金 | 金額(円/年) | - | - | - | -% |
比率(%) | -% | -% | |||
電力量料金 | 金額(円/年) | - | 増減なし | ||
比率(%) | - | - | |||
合計料金(円/年) | - | - |
- 目標デマンドは、同じ業種であっても稼働状況、設備などの条件によりそれぞれ異なります。
- 電気料金に占める基本料金の割合は、おおよそ20%~40%(東京電力の場合)です。この割合が大きいと、デマンド抑制の余地への期待大です。
- 計算過程は右側に示しています。実際の請求金額と大きく異なる場合、契約電力が途中から変更になったなどの理由が考えられます。適宜、調整して試算してください。
- デマンド制御装置(デマコン)を導入してもすぐに契約電力は下がりません。契約電力はその月を含む過去1年間の最も大きな電力が適用されるため、最長で1年かかります。
- デマコンには見える化機能がついています。
入力説明資料
計算結果
対策前 | 対策後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
基本料金 | 電力量 | 基本料金 | |||||
月 | 季節 | デマンド(kW) | 単価(円) | 電力量(kWh) | 単価(円) | デマンド(kW) | |
1月 | 冬期 | - | - | - | - | - | |
2月 | 冬期 | - | |||||
3月 | 冬期 | - | |||||
4月 | 中間期 | - | |||||
5月 | 中間期 | - | |||||
6月 | 夏期 | - | |||||
7月 | 夏期 | - | |||||
8月 | 夏期 | - | |||||
9月 | 夏期 | - | |||||
10月 | 中間期 | - | |||||
11月 | 中間期 | - | |||||
12月 | 冬期 | - | |||||
計 | |||||||
金額 | - | - | - | ||||
- | - | - | |||||
- |
基本料金=契約電力×単価×(1.85-力率※)
※力率は1.00で固定